今は好景気・・・今は不景気・・・これはいつまでも続くものではありません。
常に世界情勢は変化しています。これはどなたでも理解できると思いますが、資産を運用する金融商品は万能ではありません。
円高、円安と為替に左右されるものや、不動産価格に左右されるもの、また金利や国債の値動きによって左右されるものと・・・様々です。
しかし、今の時点でそれらを20年先まで予測するのは不可能ですが、
現時点である程度の予測ができるものが一つあります。
「世界の人口推移」です。
世界各国での出生数、死亡者数、労働人口数、高齢人口数から20年後が割り出せます。
なぜ、人口推移が資産運用とどう関係が??・・・
それは、単純な話しですが、今後アジア諸国と日本の未来に対してどちらに魅力を感じられますか?
この答が全てです。
人口の比率(0歳~14歳、15歳~64歳、65歳以上)が綺麗なピラミッド型になるタイミングが、どの国にも必ず1度はあるそうです。
もちろん、高度成長期の日本が正しくそうでした。
お金はたくさん持っていますが、
消費を抑える年代です。
しかも社会保障費をいただく世代です。
労働人口、つまり消費人口です。
この世代がお金を稼ぎお金を遣います。
20年後の総人口と労働人口が
計算できます。また、子の親になる
人数も計算できます。
この各世代のバランスが、経済の根底にある訳です。
世界の総人口は2050年に91億人に達する見込みだそうです。
すると、現在より20億人増えるわけです。
人口が増えるという事は、人それぞれ空気も吸います、水も飲みます、食事もします、服も着ます、エネルギーも消費します、住居も必要です。
このように、人が増える=消費が増えるという事です。
つまり、インフレ率も緩やかに毎年上昇する訳です。
このようなロジックから考えた資産運用先を一緒に考えていきましょう。